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フェアウェル さらば、哀しみのスパイ

2010年7月31日(土)シネマライズほか全国公開
人は希望で動く。歴史は信念で動く。
20世紀最大のスパイ事件のひとつと言われるその驚くべき出来事は、1980年代初頭ブレジネフ政権下のソビエト連邦(ソ連)で起こった。KGB(ソ連国家保安委員会)のグリゴリエフ大佐が、自らが所属するKGBの諜報活動に関する極秘情報を、東西冷戦時代の敵陣営であるフランスに受け渡したのだ。しかもこの超大物スパイが提供した莫大な資料には、ソ連が長年調べ上げたアメリカの軍事機密や西側諸国に潜むソ連側スパイのリストなどが含まれ、まさに世界のパワー・バランスを一変させかねないほどの破壊力を秘めたトップ・シークレットだった。何がグレゴリエフを、祖国を裏切るスパイ行為に駆り立てたのか。彼の情報は、どのようにしてフランス側へと渡り、超大国アメリカを動かしていったのか──。
監督+脚本:クリスチャン・カリオン
出演:エミール・クストリッツァ、ギヨーム・カネ、アレクサンドラ・マリア・ララ、インゲボルガ・ダプコウナイテ、ウィレム・デフォー
2009年/フランス映画/113分/アメリカンヴィスタ/ドルビーSRD/原題:L'affaire Farewell © 2009 NORD-OUEST FILMS
提供:ロングライド+マイシアター 配給:ロングライド
自主上映可能作品 35mm

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