監督、脚本:ケント・ジョーンズKent Jones

1960年、アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。長年「フィルム・コメント」誌に寄稿する評論家であり、脚本家、監督のほか、現在、ニューヨーク映画祭のディレクター、及び世界映画基金の芸術監督を努めている。共同脚本に参加した作品に、ドキュメンタリー『マーティン・スコセッシ 私のイタリア映画旅行』(01)や、マチュー・アマルリックとベニチオ・デル・トロが主演した、アルノー・デプレシャン監督作『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』(13)。脚本、監督を務めた作品には、RKOスタジオで手予算ホラーを数多く手がけたプロデューサーを描いたドキュメンタリー「Val Lewton: The Man in the Shadows」(07)や、エミー賞にノミネートされたエリア・カザンをテーマにしたTVドキュメント「A Letter to Elia」(10)がある。

脚本:セルジュ・トゥビアナSerge Toubiana

1949年フランス生まれ。元「カイエ・デュ・シネマ」編集長。2003年からシネマテーク・フランセーズ館長を務めている。アントワーヌ・ド・ベックと共著のフランソワ・トリュフォーの伝記のほか、モーリス・ピアラの評伝など、多くの映画に関する著書がある。また、ドキュメンタリー『フランソワ・トリュフォー/盗まれた肖像』(93)、女優イザベル・ユペールについての「A life for Playing」をミシェル・パスカルと共に監督。ミシェル・フーコー原作「私、ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した」(76)ではパスカル・ボニツェールらとともに共同脚本を勤め、ジェラール・ドパルデューのTVドキュメント「Bursting with Life」(00)でも脚本に参加している。

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2016年12月10日(土)新宿シネマカリテほか全国順次公開